焼菓子 Petit pas

先週、今週とご注文のお菓子を焼いています。ご注文のお菓子には、お客様の日常の物語があるので、毎回和みます。
一番多いのは、お母さんから娘さんへ。

プティパを初めてからずっとお世話になっているお客様の娘さんが週末、結婚式という事で、ずっと一緒に暮らしてきた娘さんとのひとつ屋根のした最後の日に、娘さんが気に入って下さっていた
洋ナシのタルトとブラウニーをご注文下さいました。



「娘が喜んだ〜」と、伺ってあったかい気持ちになりました。巣立つまでの間 娘さんが喜ぶ顔を糧に頑張ってこられたんでしょうね。
「さみしくなりますね」と言うと「しょうがないのよね…」と。

私なんて、卒園式、発表会、参観日、お誕生会。
そういう折に今日までの成長を振り返って泣くのに、結婚式ってその全部が押し寄せてくるんだ…どうなるんだろうと三姉妹の巣立つ日を想像して泣きながら帰りました（笑）

そして、梅雨の合間のお散歩。

市民の森の中 昼間でも暗い森を抜けると神秘的で美しい御池(みそぎ池)があります。



考え事をしたい時、気分転換をしたい時
訪れます。今は蓮の花も綺麗ですよ。









きっと僕らがつかみたかったものは こんなありふれた日常なんだ
秦基博「プール」